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ローン借入額のヒント
2019年6月30日
マイホームも入居後のことに備え、計画段階なら次の3項目のことはいかがですか
家づくりも、我が家の「人」、「モノ」、「カネ」の観点からも一度は考えてみませんか!
1,快適性
どんな生活のシーンで、快適感が期待できそうか。
2,資産性
住宅性能表示など建物の寿命について、どんな配慮がされているか
3,生活余裕度
ライフイベント(今後の家族構成の変化や収入のなど)も考え、将来の生活パターン・貯金・将来のリフォーム代積立なども計画に入れて、ローン支払金額を見積もってみてはいかがですか。
ライフプラン(生涯ベースの家計計画)とライフイベント(人生の 行事・出来事) に対する考え方:
人生には、年齢とともに、就職→結婚→出産→子育・教育→子の結婚→退職→親の介護などいろいろなことが起きるので、貯金の目標額を立ておく
【モデル例】ローンの借入と毎月返済額の関係、それに年収・月収との関係
金利2.7%の35年固定金利のローン場合(フラット35など)
注1:返済比率に関する年収倍率をしています。(モデルは、年利2.7%の固定金利の場合)
注2:税金・社会保険料は給料より15%天引き仮定
ローン返済比率と生活余裕度について
1,返済比率の条件は、ローン借入時年収400万円以下は30%(400万円以上は35%)
2,毎月のローン返済後の生活費について、2000万円のローン借入の場合、下記のとおりで
A返済比率20%のとき→月収37-ローン7.4=残金29.6万円
B返済比率30%のとき→月収24.7-ローン7.4=残金17.3万円
→29.6対17.3→100対58の差になります。
注:マンションの場合は、ローン返済のほかに更に管理費と修繕積立金の支出あり
3,固定金利のフラット35の最近の利用者データから平均値は20%程度と言われており、手堅さを求める人は固定利率・返済比率にも余裕を持たせています。
4,『先憂後楽』、借入額を我慢して抑えると、毎月余剰分を貯金にし、将来に備えたり、一部繰上返済の原資にすることでしょう。
5,日本は長期間にわたり低金利が続いてしますが、例えば今後35年の間には、高金利の水準になる時期もありうるので、賢い判断のための参考にお読み下さい。